エムトランザクションは詐欺業者だからやめとけ?
エムトランザクションというバイナリーオプション業者をご存じですか?
最近新たにサービスを開始したようですが、実はこの業者、以前まで存在したトレード200というバイナリーオプション業者の後継業者です。
トレード200自体、あまり評判は良くなく、中には「詐欺業者だ!」という口コミ見られましたが、エムトランザクションはどうでしょうか?
ここでは、エムトランザクションについて調べて分かった範囲でご紹介します。
エムトランザクションとは
まずは、エムトランザクションの基本情報をご紹介します。
ペイアウト率 | 1.74~2.0倍 |
最低・最高取引額 | 200円/50,000円 |
最低入金額 | 10,000円 |
出金手数料 | 2,000円 |
取引方法 | High&Low 短期取引 RETURN200 |
取り扱いペア | USD/JPY EUR/JPY GBP/JPY AUD/JPY EUR/USD GBP/USD AUD/USD |
入金方法 | クレジット決済(VISA、Mastercard) 銀行振込(PoCoins) コンビニ決済 |
出金方法 | 銀行振込 biWalltet送金 |
エムトランザクションは、2021年にサービスを開始しましたが、その前身は冒頭でもお話ししたとおり、2021年に廃止されたトレード200です。サービス名を変更して再スタートしています。
エムトランザクションのサービス内容は、通貨ペアの種類や取引方法など、トレード200からほとんど変更がありません。
したがって、トレード200のサービスを知っていれば、エムトランザクションがどんなものかも分かるという感じになっています。
エムトランザクションを利用するメリット
次に、エムトランザクションを実際に利用しているユーザーの口コミからエムトランザクションのメリット・デメリットを掘り下げてみました。
まず、エムトランザクションの良い評判から見ていきます。口コミから、以下のような点が評価されているようです。
- 取引方法がシンプル
- 最大ペイアウト率は比較的高め
- サポートが日本語対応していて助かる
口コミの中には、取引方法がシンプルで分かりやすいという意見がありました。
エムトランザクションには以下の3種類の取引方法が用意されていますが、どれもルールはシンプルで複雑ではありません。
- High&Low
- 短期取引
- RETURN200
通貨ペアが少なく、判定時間の選択肢も少ないので、玄人には物足りないかもしれませんが、初心者には、かえって迷わなくていいので、使いやすいという面があるようです。
ペイアウトに関する口コミもありました。最大ペイアウト率が2倍というのは、そんなに悪い条件ではないという意見もありました。
スプレッド取引でのペイアウト率ですが、経験がある人には利益が出しやすいようです。
また、サポートを日本語で受けられて、ありがたいという口コミもありました。
サイトも日本語表記になっていますので、全体的に外国が分からなくても使いやすいつくりになっています。
エムトランザクションのデメリット
次に、エムトランザクションのデメリットですが、口コミには、以下のような指摘がありました。
- 出金手数料が2,000円かかるのは不便
- 金融ライセンスを保有していないのが心配
- 出金できないときがある
一番目立つのは、出金手数料に関する口コミです。
エムトランザクションでは、出金するごとに手数料が2,000円かかりますが、これに関しては、高すぎるとすこぶる評判が悪いです。
多くのバイナリーオプション業者では、出金手数料が無料ですので、出金手数料が2,000円もかかってしまうのは、確かにコストの面で痛手ですね。
また、金融ライセンスを取得していないことを気にしている人も多いです。
海外バイナリーオプションには、詐欺や悪徳業者も多いので、利用者のほうも安全性には敏感です。
信頼できるかどうかの判断基準として金融ライセンスの取得の有無を重要視している人も多いです。金融ライセンスを取得していないエムトランザクションは安全が不透明で安心して取引できないという声もありました。
さらに、出金できないときがあるという致命的な評判もありました。
出金できない原因として考えられるのは、利用規約や取引において不正をしてしまった場合などもありますが、エムトランザクションに関してはどちらにも心当たりがないのに出金できないという声もありました。
これに関しては、ボーナスを受け取った際の出金条件を満たしていない、出金処理に時間がかかりすぎてキャンセルされたという可能性もあります。
ですから、この点だけで詐欺まがいだと決めつけることはできませんが、出金できない理由がうやむやなままなのは、評判が悪い原因にはなっているようです。
利用する場合は、このあたりのリスクをよく考えましょう。
エムトランザクションは詐欺に近い?
口コミの中には、いろいろと悪い噂も多いエムトランザクションですので、安全性について検証してみます。
今回は以下の観点からエムトランザクションの安全性を検証します。
- 前身のトレード200の評判
- 金融ライセンス
- 信託保全
それぞれの観点から、詳しく解説します。
前身のトレード200の評判
冒頭でも少し触れたように、エムトランザクションはトレード200というバイナリーオプション業者のサービスを引き継いだものです。
トレード200は2015年にサービスを開始した海外バイナリーオプションで、2021年にサイトを閉鎖しました。
閉鎖した原因について明確には発表されていませんが、出金拒否といった悪い噂が後を絶たなかったためと思われます。
ただ、実際に出金できた人もいたようです。そのため、取引の段階で何かしらの利用規約違反といった原因があったことも考えられ、出金できないという事実に関しては、業者側に問題があったと一概には言えません。
ただ、実質的なリニューアルオープンとなったエムトランザクションでも出金できないという噂はすでに立っています。
この短期間にすでに出金拒否の噂が立つというのは早いですね。正直、安全性が高いとは言い難いです。
金融ライセンス
エムトランザクションが金融ライセンスを取得していないことも大きな不安要素です。
基本的に金融ライセンスを取得している業者は会社概要や利用規約にその旨を記載していますが、エムトランザクションのサイト内には金融ライセンスに関する情報がありません。
日本の金融ライセンスを取得していない海外バイナリーオプション業者でも、その多くが運営国のものを取得しています。
どこの国の金融ライセンスも保有していないことは安全性に関しては保障されていないと考えたほうが無難でしょう。
さらに、エムトランザクションは同会社で他にもバイナリーオプションサービスを展開しているようです。そして、そちらに関しても金融ライセンスを取得しておらず、しかも、この業者もあまり評判は良くないようです。
信託保全
エムトランザクションは信託保全も行っていません。
信託保全とは、運営会社が予期せぬ倒産をした時にユーザーに資金を返金する保証制度のことです。
海外バイナリーオプションのすべての業者がこの制度に加入しているわけではありませんが、ハイローオーストラリアなどは加入しています。
信託保全をしていないエムトランザクションでは、返金保証はありません。
ですから、入金をしてバイナリーオプションでの取引を通して利益を出しても、会社が倒産してしまうと、今までに使った資金も全て戻ってこないという危険性が高いです。
場合によっては入金分の資金も利益も返金されないということですが、そういうことがあっても文句は言えないという状況です。
最悪の場合は、お金を持ち逃げされる危険性もありますが、そうなっても自己責任での対応となりますので、その点をよく考えて利用を検討しましょう。
まとめ
エムトランザクションは評判が悪く、廃業したトレード200のサービスを引き継いだ海外バイナリーオプション業者です。
エムトランザクションのボーナスを受け取った際の出金条件や出金手数料などに関しては、トレード200のころから改善されたとは言い難い状況です。
また、エムトランザクションになってからも金融ライセンスも取得しておらず、信託保全もありませんので、万が一のことがあったときの保証はないと考えておきましょう。
初めてバイナリーオプション取引をするという人には、残念ながらおすすめできる業者ではありません。
バイナリーオプションに興味があるという人は、記事中にもふれたハイローオーストラリアなどの安全性や信頼性の高い業者を選ぶと良いでしょう。
ちなみに、ハイローオーストラリアの詳細情報については、「バイナリーオプションはハイローオーストラリア以外やめとけ!」で詳しくまとめているので、是非参考にしてみてください。
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